キスch

キスはセックスと結びつくものという認識が強く、人前でキスする行為は無作法、下品とみられる傾向がある。キスはプライベートなものという昭和世代の考えとは別に、ブログやfacebookなどのネット上に彼氏とのキス写真を上げているカップルも、近年多くなってきている。

1920年、東京の美術館にオーギュスト・ロダンの彫刻『接吻』が飾られる。男女が裸でキスをしている彫刻だが、一般の人に不快感を与えないように、竹すだれで仕切りを設けた。

当時ハリウッド映画を日本で公開する場合は、検閲（表現物や出版物等、言論を検査し、国家が不都合と判断したものを取り締まる行為）を要した。その際にキスの場面はカットされることもあった。

しかし現在では、日本人の考え方も緩やかになり、映画もキスシーンがカットされるようなことはない。