子どもにたくさんのキス
by BK
生まれてきたばかりの赤ちゃん。肌は白くてツルツル、プニプニ。誰もが触りたくなるその肌に、お母さんは何回もキスをします。
子育てをしたことがある人はわかるでしょうが、おむつが取れるまではとても大変です。ミルクをあげたり夜泣きをなだめたり。
お母さんと赤ちゃんの2人3脚で動いていきます。お母さん自身の時間が失われていくため、その大変さに気づかされた時、生まれたばかりの笑顔がいなくなっていることに気がつくでしょう。
そしてキスの回数も徐々に減っていきます。中には理性を抑えきれず、虐待をしてしまう人も出てくるでしょう。
子どもへの愛が忙しさとともに、徐々薄れていってしまうのです。
キスをされなくなった、愛を与えられなくなった子どもは、どう育つでしょうか。
「自分はいらない存在だったかも…」
「家族ですら自分のことを受け入れてくれない」
子どもながらにそういう気持ちは敏感に伝わってしまいます。
こうなってくると、子どもは自信を失ってしまいます。
生きていくには愛が必要です。
家族からの愛、友達からの愛、先生、先輩、職場… いろんな愛に囲まれて育っている人ほど、生きている充実感を味わうことができているでしょう。
この愛情表現というものを、小さい頃に親から学んでおかないと、子どもはどう愛情表現していいのかわからないのです。
そうなると、自然とコミュニケーションは生れず、孤立していってしまいます。
人と仲良くなれない、コミュニケーション能力が乏しい、というのは幼少の頃の親からの愛情表現につながっているのです。
これはすごく大事なことです。
近年幼児に絡む事件が、多く起こっていると思います。
それは愛情を与えられて育っている子どもに対して、愛情を与えられずに育った人が妬んでいるようにも思えます。
お母さん!
恥ずかしいことはありません。
子どもにキスをしてあげてください。
キスをするのに抵抗がある年代であれば、優しく抱きしめてあげてください。
そして愛情表現を学ばせてあげてください。
たったそれだけで、世の中は必ず変わると思っています。
子どもへの愛情表現って私も大事だと思います。忙しさに紛れて、手荒になりがちだと思うのですが、そこは抜いちゃいけないところですよね。
- 子どもにたくさんのキス [1]
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