ファーストキス体験談
/花火の後のファーストキス
私のファーストキスは高校二年生の時でした。
それまで男の子と一度もお付き合いをした事のなかった私。両想いという関係に憧れを持っていて、周りの友人の「彼氏がいると疲れる、友だちと一緒にいるほうが楽しいよー」という話には、まったく共感できませんでした。
そんなある夏の日、体育祭の実行委員に選ばれ、顔合わせを兼ねた初めての会議の時に、一人の他クラスの男の子が目にとまりました。
恥ずかしくて視線を下に向けてばかりいましたが、内心「(かっこいいなー)」と、何度もチラ見した時の彼の横顔が、今でも印象に残っています。
彼は男だけでなく女の子の友だちも多くて、見ると周りには必ず誰かがいて、いつも楽しそうにしてました。
自分なんて彼の眼にも入らないんだろうな~と、ただ遠くから見てはかなわぬ思いを募らせていました。
体育祭も近づき、日々準備に追われていたある日、薄暗くなった空を見ながら帰ろうとした時、彼を含む委員会のメンバーに花火に誘われました。
学校からちょっと離れた裏にある公園で、時間を忘れて夏の終わりを楽しみました。
すっかり暗くなり花火もすべて使い切った頃、バケツを洗いに水汲み場へと歩いていたところ、「重いから持つよ」と彼が後ろから追いかけてきてくれました。
何を話したか覚えてませんが、水飲み場まではけっこう距離があったのに、あっという間に着いてしまったのは覚えています。(緊張のあまり)
水汲み場は蛇口が反対側にあり、みんなからは見えない影の位置にあります。
そこで座ってジャボジャボしながら
「初めて会った時にかっこいいな…って思ってたんだ」
と言うと彼の顔色が変わり
「ん!?俺も初めてあった時、メッチャ可愛いなって思ってた…」と言われましたー。
!?!?!?そんなことって…あ・る・の????
彼はしゃがんでいる私に中腰のまま、ゆっくり唇を重ねてきました。
ファーストキス
同時に見上げた星空は、とてもキレイでした。
彼とカラのバケツと一緒に戻ると、皆に「熱いねー」とからかわれました。
体育祭の実行委員の初顔合わせの時に、同時に恋に落ちていたんだと思うと、なんだか運命的なものを感じてしまいました。
あの時のバケツが、彼との恋愛をスタートさせてくれたんだ。
夏の花火はいいですよ~
そんな夏空のファーストキス体験談でした。

いいね〜両想いなんてしたことから憧れます(^-^)
ロマンチックですなー(*^o^*)
両想いにあこがれますwww
うらやましすぎるでしょ!
それに同時に恋に落ちたなんていいな〜(#^.^#)
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